SDGsウォッシングと言われない為に
CSRを置き去りにしたSDGs
企業でもSDGsに取り組んでいるところが増えてきてました。
社会の課題解決に向けて活動することは良いことなのですが、うわべだけの活動や、やっていることと言っていることが違う「SDGsウオッシュ」になっていないかをチェックすることが大事です。
よくスーツにバッジをつけてSDGsを意識してますという人もいるのですが、よくよく話を聞いてみると中身がなかったりします。
SDGsを認知してもらうことも一つの活動としてはありだと思いますが、SDGsを知っているだけで何もしなかったり、最近のトレンドとしてSDGsを語っても何も変わらないのではないかと思います。
企業がうわべだけでSDGsをやっていますアピールをすることを「SDGsウォッシュ」と言います。
CSRを明確にする
古くから日本の企業には社会の公器としての側面があったり、近江商人の三方よしの経営哲学がありました。
今で言えばCSR(企業の社会的責任)というものがあるはずなのですが、CSRを置き去りにして
「これからはSDGsだ」なんてことを聞くたびになんだかなぁという気持ちになります。
CSRは単なる社会貢献活動ではなく、企業の経営戦略の根本でありSDGsにつながる軸であります。
もちろんSDGsに取り組むのは良いことなのですが、企業としての社会的責任をはっきり示して取り組まないとSDGsウォッシュと言われてもしょうがないと思います。
少し前の記事ですが、CSRの専門家の影山 摩子弥さんをインタビューした時の記事を載せておきます。
ネットIBNews
https://www.data-max.co.jp/article/15100
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