どうにでもなれ効果(The What-The-Hell Effect)
毎日やろうと思っていることや、何かをやめたいなど、習慣化したいと思っているのに、何かのきっかけで、「まぁいいか」とってせっかく継続できていたことが止まってしまうことがあります。
ダイエット中などで、つい食べてしまったことでリミッターが外れて食べすぎてしまったりします。
これは、どうにでもなれ効果と言って、一つの失敗や小さな出来事で自制心が壊れてしまう現象です。
すぐに気を取り直すことができればいいのですが、あとを引きずったり自己嫌悪に陥ったりすると、ストレスの原因にもなります。
- 作者: ケリー・マクゴニガル
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2014/05/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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私も最近ありました。ブログを継続して毎に近くことを決めていましたが、たまたま突発的な飲み会がありどうしても書くことができませんでした。その時は明日から再開すればいいやと思っていたのですが、結局4日も間を開けることになてしまいました。
これを防ぐにはどうすればいいのでしょうか?
あらかじめ失敗を想定しておく(失敗も計画のうち)
どんなに強い意思を持っていても、うまくいかないことがあります。
あまり自分に厳しくせず、失敗は起こりえることとして、あらかじめ想定しておきましょう。
「もうどうにでもなれ」と自暴自棄になるのではなく、こんなことも起こり得ると、あらかじめわかっていれば自己嫌悪に陥らずに済みます。
気持ちを切り替えて再チャレンジしましょう。
自己批判しない。
自己批判しないことも大切です。
小さな失敗をしてしまった時、自分で自分を責めたりしていませんか?
つまずいた時に、自分はだめだ、自分は意志が弱いと自己批判をしてしますと、失敗を繰り返すことにもなります。
あらかじめ失敗もあり得るとわかっていれば、罪悪感から自己批判ではなく自分を許すことができるようになります。
自分にも思いやりを持ちましょう。
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Myriam ZillesによるPixabayからの画像