AI化が進んだ世界で何が起こるのか
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
AIによる人類支配や破滅は起こるのか?
AIで話題に上がるのは、AI化で仕事を奪われるということと、将来AIが人類を支配しディストピアが来るということでしょうか。
2045年ごろにシンギュラリティ(技術的特異点)に到達し、人の知性を大きく超えてくると言われています。
ホーキング博士やイーロンマスクもこのことに言及し警告を出しているので今にも起こりそうですね。
私自身はこの意見には懐疑的で、AIが自らを学習し意思を獲得して人類を支配する世の中は数十年では来ないと思っています。
もしそんな時代が来るとしたら、今の子どもたちが働き盛りの大人になる頃なので、今の大人たちがしっかり考えておかないとなりませんね。
AIに意思は芽生えるのか?
最近のAIはできることが増えてきました。
囲碁で勝ったり、文章を作ったり、フェイク動画や写真を作り出すこともできます。
自ら学習して、アウトプットするので結果だけ見ると知能を持っているようにも見えます。
でもそこに自律した意思はあるのでしょか?
今はまだありませんよね。
この意思をAIが持ち自律的に判断できるようになるというのがシンギュラリティで、2045年ごろと言われています。
汎用的なAIが開発され自律性を持ち、自らが生き残るために人類を敵とみなし攻撃に出る。というのがざっくりとしたSF的ディストピアですが、もっと軽く考えてみると自律性を持つとは人の命令に反対することもあるということで、掃除ロボットが掃除という役割を放棄する可能性もあるということでもあります。今日は面倒だからやりたくないとか、今はそんな気分じゃないから明日やるとか言い出すかもしれないです。
でもそれでは使い物にならないですよね。
人間の命令には素直に従うというのであれば、それはルールを元にプログラミングしているということになるので、結局人がどのような意図を持ってルールを決めるかということになるので、AIの進化が人類を滅ぼすのではなく、人の倫理ということになります。
なので、ここは気をつけなければならないところでしょう。
AIは仕事を奪うのか?
こちらはすでに多くの仕事が置き換わって来ています。
近い未来ではこちらの方がよく考えた方がいい問題ですね。
子どもたちの教育に携わっている立場としては、AI化する社会がどのようなものかわ理解して伝えていかなければなりません。
このトピックについてはは後日書きたいと思います。
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