未来の学び 〜これからの時代を生き残るための学習・思考〜

これからの時代を生き残るための学習法、考え方ついて書いています

今こそ大人は学びなおす時

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Daniel AgreloによるPixabayからの画像

プログラミング教育が来年小学校でも必修化になります。

導入が近づいてることもあり、毎日のようにニュースなどで取り上げられています。
しかし、学校ごとに対策がまばらで準備が整っているところもあれば、なかなか進んでいないところもあるようです。
指導者の不足も今後問題として出てくるでしょう。

私も子どもたちにプログラミングが学べる教室を開いていますが、一年前に比べ必修化の話が保護者からされるようになりました。
ただ、小学校ではプログラミング言語を学ぶのではなく、プログラミング的な思考力を身につけることを学びます。

学校でどのような学びをするのかは、また別の機会に書きますが、今日は大人の学び直しについて考えてみたいと思います。

人生100年時代と言われています。
これまでのようにある年齢になったらリタイヤして悠々自適に暮らすなんてことは難しくなりそうです。

これから先、長い人生を生きていくにはやはり学びを止めないことが大事です。
日本では大学を卒業して社会に出るとそこで勉強は終わりのような風潮もあるようですが、学びに終わりはありません。
常に学び続ける姿勢が必要です。

では何を学べば良いのか?

自分の興味のある分野を学ぶのがいいと思いますが、もし何も思いつかなければプログラミングを学ぶことは一つの選択肢になると思います。

とは言っても、今からエンジニアやプログラマーになろうという話ではありません。
今後10年ほどでIT人材が大幅に不足されると言われています。
そして、社会のIT化はますます進みます。
よくITは苦手、わからないという人もいますが、これからは解らないではますます取り残されていくことになると思います。

自分でプログラムをかけるところまで行かなくても、プログラミングやITの知識をもって、社会がどのように変化をしていくかを知るだけでも大きなメリットになります。

また、先ほども書いたように、IT技術者は不足します。教える人も不足するでしょう。
今までの社会経験を生かして指導者として活躍することもできます。

私は実際にシニアの方にお願いしてプログラミング教育の指導者として活躍できるかを実証しましたが、プログラミングの知識よりも、指導技術の方が大切なことがわかりました。

社会人になると勉強する時間がない、教室に通えないなど学びのハードルはたかいかもしれませんが、今はオンライン学習や電子書籍を利用して隙間時間で学ぶことができる環境です。

これもIT化のメリットですね。

今後は日本もいろんな問題が出てきます。 いまこそ学びを止めない姿勢が大切になっていくでしょう。 学び直しにプログラミングはお勧めです。

独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで

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