起業のタネになる?
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
SDGsから考えるビジネスアイデアの見つけ方
このブログでも何度か触れているように、最近SDGsへの関心が高まっています。
企業での取り組み事例も増えており、ますます動きが活発になってきました。
私は本来、ビジネスとは社会の”困りごと”(ニーズ)を解決していくことだと思っています。
この困りごとの見つけ出し、その解決策をビジネスとして捉えてみるといろいろなアイデアが湧いてきます。
ただ、そうは言っても、どこにニーズがあるのかを探し出すのは簡単ではないですね。
簡単に見つかれば苦労しないよという声も聞こえてきそうです
。
たしかに何もないところから見つけだすのは大変かもしれません。
世の中の問題は見えてこないことも多いです。
SDGsはビジネスの種
しかし、SDGsの中身をよくみてみるとそこにいろんなニーズがあることがわかります。
SDGsは世界がコミットした取り組みです。
持続可能な開発目標を17の目標と169のターゲットが定められています。
17の目標は知っている人は多くありますが、その中身のターゲットまでを詳細にみている人は少ない印象です。
この17の目標だけを眺めているだけでは、SDGsの本質は見えてきません。
これからビジネスを起こそうと思っている人はこの169のターゲットをしっかり読んでください。
そして、どんな方法で解決できるか、テクノロジーで解決できないかなどを考えてみてください。
新規事業だけでなく、既存の事業を発展させることもできます。
17の目標と169のターゲット
high-value.co.jp
社会貢献や課題の解決を一部のNGO・NPOや政府、もしくはすでに成功している企業などが取り組むものだと思われがちですが、
そんなことはありません。事業活動で解決していくという発想が大事です。
日本の場合は社会的活動でお金を稼ぐということに抵抗を持つ人がいます。
いまだにNPO組織はボランティアで、お金を取るのはおかしいという人もいます。
しかし、持続的に問題を解決しようと思ったら、必ずお金が必要になります、企業的なマネジメントも必要になります。
世界にはいまだに解決を待たれている問題が多く存在しています。
この多くの問題をニーズよして捉え、事業として解決していくという考え方を持てばビジネスの種は見つけられるのではないでしょうか。
投資の世界でも、社会性のある企業に投資するという流れができてきています。
SDGsは世界的な取り組みであり、共通言語になっています。
とは言っても、表面だけの活動や、言っていることとやっていることが違うというSDGsウオッシュにならないようにしなければなりません。
儲かるからという動機でSDGsを捉えると、SDGsウオッシュだと思われ批判に晒れることにもなります。
SDGsウオッシュにならないように、社会の評価も考慮して戦略的に考えていくことも大事になります
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