ひらめくための大量のインプット・アウトプット
アウトプットとインプットのどちらが大事ですかと言う質問をよく受けます。
答えは簡単でどちらも大事です。
と言うよりも、どちらが大事と優劣をつけるものではなく、どちらもしないと意味がありません。
比率はあまり問題じゃありません。
例えばアウトプット無しでインプットだけをするというのはどんな状況でしょうか。
ひたすら本を読むだけ、ネットニュースを見るだけ。その本で身に付けた知識をどうするのでしょうか。
誰かとコミュニケーションを取る、仕事に生かす。少なからずアウトプットはしているはずです。
SNSやブログなどで情報を発信するだけがアウトプットではありません。
ノートに自分の考えを書く、感想をメモするのもアウトプットです。
人に話すことは1番のアウトプットだと思います。
では、インプット無しのアウトプットというのはどうでしょう。
これも考えられないですよね。なんの情報も持たないでどうやってアウトプットするのでしょう。
と言うことはどちらが大事かという話に意味はありません。
どちらか一方で完結すると言うことはないのですから。
どちらを重視すればいいのかと言う質問なのでしょうが、これらの質問の本当の意図は、どちらを重視するかということではなく、アウトプット力を身に付けて生産性を高めたい。コミュニケーション力をアップしたい。インプットの質を高めたいというのも同じような理由になるでしょう。
表裏一体ですね。
インプットにもアウトプットにも何か目的があるはずです。
目的はひらめくため
私の場合、目的はひらめきを得るためです。直感で感じるためです。
どちらも同時に高めていかないとひらめきは起こりません。
そのためには大量のインプットとアウトプットが必要です。
これだけ情報があふれている状況では、中途半端なインプット量では独創的なひらめきも起こりません。
また、アウトプットのクオリティが低いとその他の情報に埋もれてしまいます。
私は毎日数時間のインプットとアウトプットを繰り返しています。
情報をまとめたり整理したりはしません。ジャンル、内容など気にせず好奇心のままにインプットします。
ネットを使った情報だけでなく、人と会って話すことや、知人に気になる情報を教えたり教えられたり時にはそのことでメッセンジャーで議論することもあります。
新しい情報に触れ大量のインプットと大量のアウトプットを繰り返すうちにひらめきの瞬間や、新しいアイデアが湧い来ることが頻繁に起こります。
そのひらめきこそが、問題の解決になったり、差別化になると私は思っています。
新しい事業を思いつく。直感でこれいけると感じることもあります。
直感とかひらめき(思いつき)みたいなものは役に立たないという風潮がありますよね。
論理的に考え計画的に行動するることが大事だと言われています。
小学校でもこれからは論理力を身に着けるための授業が始まります。
子どもの頃から論理的に考えることが大事だと教えられるのです。
でも、これからもっと大事になるのは直感で感じることやひらめく力、発見する力だと思います。
ますます問題が増えていく社会では論理的に考えるだけでは解決しません。
目に見えている課題は論理的に解決していけるでしょう。
まだ見えていない問題をいち早く見つけ出すことがこれからの時代に必要な力です。 そのために大量にインプット・アウトプットしましょう。
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Michal JarmolukによるPixabayからの画像