成果をあげる時間記録
時間の記録について。
ドラッカーのプロフェショナルの条件の中で次のようなことが書かれています。
通常、仕事に関する助言というと、計画することから始めなさい、というものが多い。誠にもっともらしい。だが問題はそれではうまくいかないことにある。計画は紙に上には残っているが、やるつもりのままで終わる。実際に行われることは稀である。 私の観察によれば、成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。何に時間がとられているかを明らかにすることからスタートする。
P・F・ドラッカー プロフェッショナルの条件 ダイアモンド社
プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
- 作者: P・F.ドラッカー,Peter F. Drucker,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2000/07/01
- メディア: 単行本
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計画から始めても、大概は計画通りにすすみません。タスクリストを作っても、順番には処理できないことはよくあることです。
なぜうまくいかないかというと、時間の見積もりがうまく言っていないからで、その解決方法は自分がなににどれだけの時間を使っているかを詳細に記録することです。
それこそ起きている間は、細かく記録して、寝ているときは睡眠トラッキングアプリなどを利用し、24時間の記録を取ることです。
始めの頃は記録を忘れることも多いと思います。
まずは記録をするということを習慣にすることを目指しましょう。まずは試してみるのが良いでしょう。
記録を取るのが習慣になり忘れなくなったら24時間を二週間ほど記録しましょう。
私はapple watchを常に身に付けていますので、アプリを使ってタスクと、時間記録を管理しています。
アプリは好きなものでいいでしょう。
デフォルトでインストールされているアプリがあるならそれをを使えば良いと思います。
アプリの使い方に時間をとられるのは勿体無いので、不満が出てからアプロを探せば良いと思います。
計画を立てるときは、客観的に時間設定をしていくことが肝心です。
人は時間を甘く見積もり、実際に必要な時間とのギャップが起こる計画錯誤という状態になりがちです。
時間を記録するメリットはいろいろとありますが、時間が足りない、時間がないという焦りがなくなります。
振り返って記録されていない時間にどんなことをしているかのかを知ることにも意味があります。
思っている以上に無駄な時間を使っています。
休憩するときには、休憩すると意志を持ってやりましょう。なんとなく休憩するよりもしっかり休めるので集中力の回復にもつながります。
休憩中にスマホを触ると、休憩にならないのでスマホを触る時間も計画に入れることが大事です。
全ての時間をコントロールできている感覚を持ってと充実します。
そのための時間記録でもあります。
物事をテキパキと終わらしていくと、自分ができるという感覚、自己効力感も上がります。
1日がうまく回っていないと感じているなら、時間を記録することはおすすめです。
寝る前に明日ののタスクの書き出すと睡眠の質を上げるそうです。
私は寝る前にタスクを書き出し、朝起きた時にタスクに時間を割り振り1日の流れを作っています。
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